浦野耳鼻咽喉科医院

耳管処置

 

処置解説

急性期を過ぎた急性中耳炎や、滲出性中耳炎などで中耳腔に分泌物がたまっている場合や、耳管が腫れて狭くなっている場合に、耳管カテーテルという金属性の管を鼻から挿入し、強制的に送気を行い、中耳腔の分泌の排泄を促進し、中耳腔の気圧を正常に近づける処置です。
また、耳管開放症で開放している耳管に対して、耳管の咽頭孔に薬剤を塗布する場合もこの処置を行います。
子供の場合はカテーテルの挿入が難しいのでポリツエル球という、一種の風船で送気を行います。

 

補足注意事項

カテーテルによる通気法
耳管開放症に対する処置
耳管通気に必要とする表面麻酔薬または血管収縮剤等の塗布、噴霧等の鼻内における処置が含まれる。
鼻処置を必要とする疾病が別にある場合は傷病名を記載し、別途算定可
1側：90円
*3割負担
耳管カテールを使用